新型コロナウイルスの影響拡大と相続対策(遺言)の準備

新型コロナウイルスが感染拡大を続けています。

この新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さま、及び関係者の皆さまに心よりお見舞い申し上げますと共に、1日も早い収束を心よりお祈り申し上げます。

このような状況の中、志村けんさんや岡江久美子さんといった皆さまがご存じの著名人もお亡くなりになられています。

そのお亡くなりになられた方の中には、容態が急変しご自身が新型コロナウイルスに罹患したことを知らないままの方もいらっしゃったと聞きます。

もちろん、この新型コロナウイルスに限らず、私も含めて、いつどこで突然亡くなるかわかりません。

皆さまはご自分が亡くなった後のことを考えたことはありますでしょうか。

答えが「ない」という方が多いのではないでしょうか。
せっかくなのでこれを機に考えてみるのはいかがでしょうか。

ご自分のお持ちの財産は亡くなった後、どうなるのでしょうか。

「考えなくても家族の仲がいいからみんなで相談して決めてもらえばいい」
「全部、妻(夫)にあげると家族に話してある」

という方もいらっしゃいます。

果たして本当にそうなるのでしょうか。

私がお手伝いさせていただいたケースの中には、話し合いではなかなか決まらないということがたくさんありました。
それまで仲が良かったにも関わらず、これをきっかけに兄弟間や親子間で言い争いになり事態が収集せず、場合によっては裁判が長期化することもありました。
他人とは違い身内である兄弟や親子だからこそ、昔から我慢してきたことなどが積もり積もって、この相続をきっかけにして遠慮のない言い争いになってしまいます。

このような状況は決して誰も望みませんし、できれば避けたいと思うはずです。

その避けるための方法の一つとして、「遺言の作成」があります。

遺言を作成しておくことで、ご自分が亡くなった時に、大切な財産を、誰に何を相続させるか、あらかじめ決めておくことができ、そうすることで残された家族間での話し合いが不要になります。
つまり、言い争いのきっかけを避けることができるのです。

遺言を作成する際には、「付言事項」を記載されることもお勧めしています。
遺言の内容や遺言を作成するに至ったご自分の想いを伝えることができます。
必ずしも遺言の内容に全員が納得するとも限りません。
そのような場合に、不満を持つ相続人に納得してもらい、争いにならないためにする重要なものです。

ぜひ遺言をご検討の上、作成されることを強くお勧めします。

最近、遺言について法改正があり、国も遺言作成を勧めているように思います。

ご不明点等がありましたらご遠慮なくお問い合わせください。

 


 

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